駿河桔梗の完全個人趣味ブログです。
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創作100題
お題は『WORT』から
【駿河桔梗から一言】
長瀬くんと太一くんです。
話の雰囲気だけが出てきたんですけど…最初は茂くんで話を進めようと思ったんです。いつの間にか長瀬くんが登場し、そして、太一くんも登場しました!!
本当に最近の月は綺麗だなぁって思うんです。寒いって分かっているのに、外でぼーっと月を見ていたいと思ってしまいますもん。昨日…日付的には今日か?深夜に『凄い明るいなぁ』って思ったら、月が綺麗すぎて…言葉が出なかったです。
(10/12/25UP)
お題は『WORT』から
【駿河桔梗から一言】
長瀬くんと太一くんです。
話の雰囲気だけが出てきたんですけど…最初は茂くんで話を進めようと思ったんです。いつの間にか長瀬くんが登場し、そして、太一くんも登場しました!!
本当に最近の月は綺麗だなぁって思うんです。寒いって分かっているのに、外でぼーっと月を見ていたいと思ってしまいますもん。昨日…日付的には今日か?深夜に『凄い明るいなぁ』って思ったら、月が綺麗すぎて…言葉が出なかったです。
(10/12/25UP)
35.途切れた声
何となく空を見上げる。
街は街灯やらで明るいのは分かりきっている。
でも、そんな人工的に作られたモノではない明るさを感じた。
空には眩しいぐらいの月と数点の星がある。
何でこんなに綺麗なのかな?
月は毎日のようにあるし、見ているけど、今日は凄く目がくらむぐらいの明るさがある気がする。
俺は、月を見続けていた。
―――触ってみたい。
「長瀬。お前、邪魔」
月に触りたくて、てを伸ばしてしまいそうになった時に後ろから声をかけられた。
その声で俺は我に返り、振り向く。
「…あっ、太一くん」
「お前、道の真ん中で止まってんなよ!」
「ごめんなさい!!」
俺は謝る。太一くんに刃向かうと後が怖いって分かっているから、反射的だと思う。
「本当にお前、分かってんのか?…んで、何見てんたんだ?」
そう言って、太一くんは空を見上げた。
俺も一緒に見る。
「えっと、月です」
「…」
「何で、今日はこんなに月は明るくて綺麗なんですかね?」
「あぁ。それは多分、大気が乾燥しているからだろ」
「へぇ…」
「乾燥しているから水蒸気が無い分、視界がクリアになる。だから、星もよく見えるんだよ」
「太一くん、詳しいですね!」
「俺も聞いただけで、詳しくねぇよ」
こんな夜に男2人が空を見上げているなんて、怪しいだろうけど、俺達は止めれなかった。
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