駿河桔梗の完全個人趣味ブログです。
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創作100題
お題は『WORT』から
【駿河桔梗から一言】
この話は、元々はなかったのですが、「073.不思議な言葉」を書き終わった後に突如生まれた話です。
茂くんと太一くんの立ち位置も好きですが、茂くんと山口くんの立ち位置も良いですよネ♪
途中で視点が変わっていて読みにくいかもしれません。
(10/09/02UP)
※ この話は「73.不思議な言葉」と続いています。
まだそちらを読んでない方は、そちらからお願いします。
15.メモリーカード
「茂くん、何やっているの?」
俺が部屋に入ったら、茂くんが足を押さえていた。
「太一に蹴られた…」
「何でまた?」
茂くんは、顔を俺に向け、ふにゃっとした顔をした。
ごまかしたな。
俺は溜息が出た。
相変わらずだな…。
太一に言った言葉は僕の本心。
人がどうあれ、自分が良いと思っているなら、それでえぇと思う。
だけど、これに矛盾を感じる時もあるコトを僕は分かっている。
僕がそうやから。
太一に言ったコトは本心。
そう言って、僕は僕自身に言い聞かせているのかもしれへん。
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