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創作100題
お題は『WORT』から
【旧・No-Changesから抜粋】
この話はすごく悩みました!!
どんな風に話を進めるか悩みました。
でも、なんとか書けて良かったです。
この話を書いている時にずっと、MAXI『GREEN』に入っている3曲を聴きながらやっていました♪
何はともあれ、太一くんHappy Birthday♪
(05/09/06UP)
※ この話は「71.霧」と続いています。
まだそちらを読んでない方は、そちらからお願いします。
84.紡がれた言葉
太一がそっちに行って、どれぐらいたつんかなぁ?
年月がたつのは早いモンやなぁ。
初めて太一と会った時の事、覚えとるか?
覚えていてくれてるなら、嬉しいなぁ。
太一はまだ、小さくて、生きるのに一生懸命だったなぁ。
太一は僕と出会ったのは、偶然だと思っているかもしれへん。
僕は太一と出逢ったのは、奇蹟やと思うんよ。
僕は太一と出逢えて、本当に嬉しい。
太一とずっと一緒にいれると思ってたんよ。
だから、太一がそっちに行くって言われた時、正直悲しかったわ。
でも、太一が決めた事だから、止めんかった。
止めたくなかった。
僕だけの気持ちで反対するのは、申し訳なかくて、イヤだったんよ。
太一がそっちに行った理由は、僕は良く分からん。
太一が悩んで、出した答えだと思うから、理由なんて関係ない。
僕は太一を信じる。
だから、太一も自分を信じ。
自分が決めた事やから、自分を信じ。
もし、辛くなったら、空を見上げてみぃ。
どんなに離れていても、どんなに風景が違くても、空だけはつながっている。
それで、やり終えたら、帰ってきてな。
僕は出来た人間やないから、そのまま、そこにいて欲しくない。
だから、帰ってきてな。
これは、僕のわがままやけど、約束してな。
あれから、3日たって
俺宛に届いたアナタからの初めての手紙だった。
P.S Happy Birthday 太一
太一と出逢えて幸せやで。
S・J