『マルゴの調停人』著/木下祥(中央公輪新社)

こちらの作品も前に本屋で見付けて気になっていた小説です。
主人公の少年(?青年??)が本当にごくフツーの高校生で…。いろいろ自分なりに動いてみたり言ってみたりするのですが、なかなか上手くいかないのと周りの人物にバレバレで…。そんな主人公なので、本当に身近にいそうな感じです。何か「頑張れ!!」と応援したくなります。
平凡に暮らしていた主人公がこれから想像もしなかった世界で頑張る…という所で終わっているので、続きが楽しみです。

『都会のトム&ソーヤ①』著/はやみねかおる(講談社)

こちらの作品も結構前に本屋で見付けて読んでみたかった児童書です。
その時は作者の方を見ていなかったのですが、怪盗クイーンシリーズを書いていた方でした…。
私はこの方の書く児童書が好きなんでしょうネ…。
頭が良い子と平凡だけど発想力(と言えば良いのかでしょうか??)が長けている子の中学生コンビがなかなか良い感じでテンポが良い感じです。後、周囲の登場人物もなかなか濃い感じです。
解説みたいなイラストもあって、とても分かりやすく面白かったです。

『怪盗クイーン、仮面舞踏会にて』著/はやみねかおる(青い鳥文庫)
『怪盗クイーンに月の砂漠を』著/はやみねかおる(青い鳥文庫)

これは借りたのではなく、自分が持っている小説です。
この2作品は前・後編なので一気に読みたいと思っていたのです。
それで最近買ったので読んだのですが…2作品ともページ数が多い!!多分、2作品合わせて約1000ページにはなるんじゃないのかな??というぐらいに多いです!!!!流石に児童書でも時間がかかりました…。(汗)
でも、やっぱりこのシリーズは好きですネ♪

『蓮華君の不幸な夏休み①・②』著/海原育人(中央公輪新社)

以前に借りた『鏡ヶ原遺聞』シリーズと同じで、こちらの作品も本屋で見て気になったので借りてみました。
主人公が支離滅裂というかハチャメチャな感じなんですヨ!!凄く顔が厳つくて、言っているコトは冗談や嘘や戯言ばかり…。なのに、家事全般は完璧で頭の回転がとても早く、物事を上手く運ぶんですヨ!!
そんな主人公がひょんなコトで力を手に入れてしまい、「大学生活に支障を来す」というコトで夏休み中に力を消す方法を追う…というような話です。
まだ続くのですが、気になります!!早く出ないかなぁ…。

『ピーターと象と魔術師』著/ケイト・ディカミロ(岩波書店)

こちらも児童書です。
読んでいると、やっぱり外国の方が書かれるのと日本の方が書かれるのでは違うなぁ…と思いました。
あまり外国の方が書かれている児童書を読んだ思い出がないのですが、「あぁ、外国の児童書だなぁ」と思ってしまいました。
ピーターという主人公の男の子を中心に最初はバラバラな周りの人々が関わっていくのが、印象的でした。

『登校途中の百物語 鏡ヶ原遺聞〈弐ノ巻〉』著/天堂里砂(中央公輪新社)

以前、読んだ『百鬼夜行の少年 鏡ヶ原遺聞〈壱ノ巻〉』の2巻目です。
やっぱり主人公の周りに出てくる妖怪達が可愛らしくて!!(一人、屈強な方がいますが…。/汗)
いつも賑やかで振り回されている主人公ですが、そこが楽しかったり嬉しかったりしている姿が、ほんわかした雰囲気を醸し出しています。